王立球技場


2003年第二節予想



近畿大 VS 神戸大

ボ 3日分割開催の最終日を最初にやるのは何だが。第二節の最注目のカードだね。

ド ですねえ(ニコニコ)。

ボ どうよ。

ド えっへん、ご心配なく。実はDD戦略研究所長からのレポートを入手しております!連隊長殿!

ボ おお、それは良い!。

ド これです!(ニコニコ)。

ボ ..........。

ド ...どうです!(ニコニコ)。

ボ ......お前、これ読んだ?

ド え?

ボ 「土手下次第」....以上。

ド そっ!そんな筈は!(大汗)。はっ!失礼、こちらでした。書類を間違えてました。

ボ じゃこの「土手下次第」って何?

ド それは自治相が次節予想を念写したモノです。

ボ .....君ら真面目にやってんのかね。そのうち紙切れ池に浮かべて早く沈んだ方が負けとか言う
  んじゃないだろうね。

ド それは無いです。昨年やって外れましたので。

ボ ...........。

ド えーこちらがレポートです。

ボ フムフム。まず、神戸攻撃ですが「カウンター,フェイク系のプレイ等で近大LB陣の動きをどれだ
  け止めれるか」が鍵かと...。なるほど。

ド まず近大としてはフロント7のスピードで圧したいところですからな。しかし例によってそのオーバ
  ーリアクトを神戸は狙うだろうと。

ボ 神戸のランはどうなの?京大相手に結構出してたみたいだけど。

ド 意外といっては失礼ですが、出てました。ラインは京大相手に勝負できてました。それともう一つの
  ポイントは神戸のパスですな。後半はバテたものの3Q途中までは神戸のパスは良かったです。近年
  ではパスは最も良いかと。

ボ ラインがある程度勝負できれば神戸としては助かるね。で...一方の近大守備は「神戸OL陣に対
  してどれだけプレッシャーが通用するのか」。うむ、確かに前節も甲南攻撃相手に結構ズルズルいか
  れた局面があるしな。

ド 思いのほか迫力が無いんですよね。フロントの比較は単純には出来ないんですが、DLは京都が強く
  、LB、DBは近大の方が良いかなと。

ボ 極論すると神戸はランでリズムが作れるかもって事?

ド 一発は無いでしょうけどね。幸いパスも期待できるので神戸の攻撃が良い組み立てが出来れば安定し
  たドライブを見せるかもしれません。もっとも近大守備が2列目で止めに行く積極策にでれば、ラン
  はそうそうは出ないかもですが。

ボ 下手したらこのカードとしては久々に点の取り合いになるかも知れんなぁ。

ド で今度は神戸の守備なんですがね、「安部のパスをどこまで止めれるかが問題。RB土手下頼みの攻
  撃になったら神戸守備の勝ち」。

ボ まさに神戸の戦術の目指すところはそれだろうね。得点力も半減する。今年の神戸はLBもDBも良
  いからね。ここ数年のように後ろでぶっちぎられることは少ないかもしれないな。

ド 近大攻撃は「前節の大量得点はフェイクかどうか。ラン・パスとも力押しでどこまで神戸に通用する
  か」がキーだと。まあ、力押しで計算できないととても近大は立命には挑戦できないでしょうからね。
  その意味もこめて神戸守備との力勝負でどこまで行けるかは注目です。

ボ 何か迫力無かったんだよな、前節の近大攻撃。いや点差はついたんだけどな。

ド 甲南相手に結構もたついてますからね。ランはともかくパスは一発はあるものの、もう一つ安定しな
  かったです。

ボ 神戸守備は甲南守備と比較して前も後ろもずっと固い。安部がプレッシャーからパスを決められない
  ようだと苦しむかも。それにもちろん土手下は徹底マークされるだろうから。リズムを崩すとヤバイ
  かもよ。そのリズムを崩しかけた時に強引な力勝負で流れを呼び戻せるかどうかが近大が優勝する上
  で最も大事な点だと思う。極端かもしれんが。

ド 近大は最初の攻撃ドライブが大事ですな。ある程度自分達で勢いをつけないと爆発できないチームで
  すから。あ...そうは言っても昨年はあっさり得点した後がサッパリでしたな。過去の対戦もそう
  でしたけど、近大が前半少々暴れても神戸はどっしり構えてるように思えるんですよね。特に苦手意
  識は無いんじゃないですか?。
 
ボ そもそも神戸と近大と言えば昔から荒れるカード。劣勢に見える神戸がどこまで自分のペースに持っ
  て来れるかによって勝敗が決してきたと言ってもいいだろう。しぶとく最後まで勝負を諦めないから
  な。このカードの神戸は。

ド 手が合いますからな。特に神戸の近年の課題と言えば得点力の低さですが、相対的に期待できる守備
  を生かしたロースコアゲームにするのがセオリー。しかし今年の神戸は守備は例年より堅い上に、攻
  撃も悪くないです。

ボ 問題は前節露呈した神戸守備のスタミナかな。

ド 前節の天候は特別と言ってもいいでしょ。でも体力勝負になると神戸はしんどいでしょうな。いや、
  前節は途中から神戸の運動量が一気に落ちましてね。しっかり当たれてたプレーがタックルミスに、
  追いつけていたプレーが振り切られたりで痛恨でした。パスも途中から明らかに力を失ってましたか
  ら。

ボ 神戸はスタミナ負けだけはしないで欲しいね。




同志社 VS 立命館

ド DD博士は「同志社の守備フロントで立命オフェンスが止まらないかどうか。フロント少人数ハイプ
  レッシャー型守備が果たして正解かどうか見極めたいところ。」言われてますが、どうです?

ボ 同志社守備が仕掛けてくれたらだけどね。そもそも立命攻撃ラインの仕上がりが良くないらしいけど
  、杞憂じゃないの?あれだけ人がいるんだから。

ド 前節結構モタつきましたからね。前節の関大の守備ラインと比較して同志社の守備ラインは決して堅
  くないけれどそれでも梃子摺るようだと、ちょっと心配ですね。

ボ ラインがしんどくても立命はバックスが桁違いだから、なんとなくプレーが出てしまうというレベル
  では厳しいかもね。残念ながら同志社守備フロントって相対的に強い!っていう印象が無いからね。
  何か仕掛けないと爆発的に得点されちゃうかも。

ド 意外と同志社守備は何もせずに普通にやってきたりして。結構あっさり終わるときも有りますからね。

ボ 同志社の攻撃は?水野は春の不調が嘘のような出来なんだけど。

ド エース永富次第ですかね。徐々に整備されつつある同志社攻撃ラインの力試しかと。

ボ まあ、あれだけ頑強な守備相手だから、いかな永富でもなかなかランは出ないだろうね。結局は水野
  のパス頼みになるだろう。ターゲットは経験豊富だしラインも良くなってるからプレーコール次第、
  プレーの完成度次第である程度得点は出来ると思うよ。

ド 水野はロールからの展開に持ち込まざるを得ないでしょう。ロールオプションとロールのパスとキー
  プ。この得意なパッケージで前進できれば良いのですが。

ボ そもそもシーズン後半に向けて立命守備の攻略方法考えないと。その為に出来るだけデータが欲しい
  (笑)。なもんで各チームとも積極的に攻略してください(笑)。

ド 最終的に勝敗は揺るがないだろうけど、同志社パスオフェンスには期待したいですな。




甲南大 VS 京都大


「京大有利。甲南#88吉田は反則。以上。」

ボ なんだ、また念写か。

ド いいえ、これが.....限界でして。

ゲシイッツ!

ボ もうちょっと何とかならんのかぁ!。

ド は、鼻血が....。

ボ その#88へのパスだが、おそらくある程度は通るだろう。問題はこれを使ったシークエンスが出来る
  かどうかってとこだね。甲南攻撃は。

ド 今川は決して強肩ではないですがミドルまではしっかり決められるQBです。この吉田へのスラントは
  脅威ですが独立性が高いプレーですけど、やるとしたらスローバックか、吉田へのストップアンドゴー
  とか。

ボ 嫌なプレーだな。最終的にはオプションをしたいんだろうか?

ド そこなんですよ。実は何で勝負するかがちょっと見えないんですよね。これが大西なら3レシーバの2
  バックから自らのキープを多用しつつオプション。といったところなんでしょうけどね。

ボ 大西をレシーバ投入してやればターゲットが充実して面白い。スプレッドやSGから投げ散らかしとい
  うのも良いかもよ。このカードなら。

ド 3ステップから投げますか。長いパスは一旦ドロップバックしてダッシュからミドルを。

ボ パス中心にするのが良いかな。まあ、甲南攻撃はかなり準備してくるだろうから面白そうだね。

ド 一方の京大守備ですがね。フロントで潰したいですな。甲南にオープンで勝負できる恐いバックスがい
  ないので、ランは満遍なく守れそうですが。

ボ 吉田に一気に持っていかれないように という点だろうね。大事なのは。

ド 一方の京大攻撃ですが、前節でQB#4川並がオプションキープに出たのには驚きました。

ボ まあ、ありゃタマタマじゃないかな。積極的に走ることはしないと思うよ。でもオプションもその気に
  なりゃやりますよって事でしょ。

ド 総合的に見て京大攻撃はコンスタントにゲインできるのではないかと。

ボ ただ甲南守備も結構アグレッシブにくる事も増えてきたからね。油断は禁物。蹴散らすぐらいの迫力が
  無いと終盤優勝争いで勝負できないよ。

ド そこなんですよ。どうも京大、前節勝つには勝ったのですが、何かこうギラギラするものを感じないん
  ですよね。この試合もなんとなく勝ってしまうようだと心配です。

ボ 強い京大にはいかにも京大らしい「精神的な柱」が常に存在していたのだが、今年は誰がそうなのだろ
  う。見えてこないって事かな。

ド 多少はもたつくかもしれませんが、最終的には甲南守備は力負けするかもですな。甲南にとって大事な
  のは守備の踏ん張りもですがキッキングでしょう。甲南がペースを掴むとしたら攻撃が時間をかけて、
  且つキッキングでフィールドポジションを維持する事。この2点を同時に実現しないといけません。

ボ 今年の甲南は戦力的な充実度では4位になった時期よりは落ちるけど、チームの姿勢という観点では、
  あの時期に似ているような気がする。




KG VS 関大


ド 前節何もしなかった関大ですが...。しかし例によって関関戦は別でしょ。

ボ 春のこのカードは観戦したが、エースRB中西、WR大谷を欠いた陣容だったのでなんとも言えないが
  関大攻撃はまだ試行錯誤といった状態だった。

ド 攻撃ラインが経験が浅い為、ランニングゲームを確立するにはある程度コンスタントにパスを決める必
  要があるでしょ。パスについては#19加門の機動力に「飛び道具」大谷が加わればかなり面白いんで
  すがね。特に前節ミドルゾーンへのカバーの甘さを同志社水野の突かれたKGパス守備に対してこの2
  枚の活躍が鍵になるか。意外とあっさりロングゲインで得点を奪う可能性があるます。

ボ 関大は関関戦ではランにおいてはオプションを展開したがキープ、ピッチともタイミングが未完で唯一
  ギブが出た程度。KG守備は二列目の機動力重視の為、中央で力勝負できる状況にしたい。3RDショ
  ートに持ち込めれば面白いかも。

ド KGは前節DLがベストメンバーを組めないかもしれませんからチャンスありでしょう。2列目を上手
  く巻き込んでミドルパスで振り回せばトントンとドライブできるかもです。

ボ かたやKG守備はシステムとして早く機能させたいだろうね。まだLB,DBの連携も不十分だし、D
  Lがキツイ分LBも余裕が無いしね。この試合は辛抱が必要かも。

ド 関大はQBが鍵かもしれませんね。碇が良いようですけど、どうも持ち味が見えないんですよね。何で
  も出来るんだけど、何が得意かって聞かれると...。マルチなQBを目指しているのだけど、いまの
  所恐さが感じられないんですよね。

ボ ふむ。さてKG攻撃はどうよ。前節はなにげにノーパントだったのだけど(笑)。

ド KG攻撃は精度を増したいところ。春の対戦で喫したインターセプトは無理矢理決めに行ってDBを見
  落としたQBのミスだし、前節のインターセプトもWRが競り合いに負けたのではなくハナから空いて
  いない所に投げてしまったもで、あくまでQBの問題ですよ。この試合、関大守備が踏ん張れば、ビン
  ゴは狙えますぜ。DB悪くないですし。

ボ そうだなあ。1Qをしっかり守りきれば関大ペースだろうね。KGは攻撃そのものの安定感が欲しいな。
  まずパスの正確性とラインの迫力かな。

ド SGを使うので一発は確かに発生しやすいですし、それはそれで狙い通りなのですが、力ずくで、コン
  スタントにドライブする姿が見たいですな。

ボ ショートパスに注目したい。イージーにならなければしっかり決まるプレーだと思うからね。

ド 春の対戦、前節、ともに後半からでないと本調子が出ないKG攻撃。この試合、前半の関大攻守の出来
  如何で乱戦になる可能性がありますよ。

ボ だねえ。



以上

ボヨヨン王国
BOYOYON KINGDOM