『王国建国１周年に寄せて』
王国国民の皆様には益々ご清栄の事とお慶び申し上げます。
また、平素より当ボヨヨン王国に格別のお引立てを賜り厚く御礼申し上げます。
この度、皆様のご愛顧により、御入国頂きました方が、のべ２万人を突破致しました
事をここにご報告致します。建国より１年を待たずして２万人を越える方々にご入国
頂きました事は王国首脳陣にとってこの上ない喜びであるととともに、建国以来王国
にお越し頂きました全ての皆様に重ねて御礼申し上げる次第でございます。
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さて皆様ご周知の通り王国は６月１日をもって建国１周年を迎えます。
かねてから大王はフットボール振興において、『１ファンとして何ができるのか』を
考えてきました。協会，チーム，ファンの３つの集団が相互に支援，影響，を与え合
う姿を理想に描いていました。スポンサーの問題、収益の問題、チームの環境の問題
、競技人口の問題、競技としての認知度の問題、等など（１マイナースポーツの発展
，振興を考えると当然出てくる問題ばかりですが）多くのハードルがあります。それ
をこの３つの集団により、『良いサイクル』で回していく事でクリアすべきであると
考えてきました。
協会はチームとファンに何を与える事ができるのか？
チームは協会とファンに何を与える事ができるのか？
ファンはチームと協会に何を与える事ができるのか？
しかし、それを考えた時に、最もその『矢印』細いのは、『ファンからチームへ』『
ファンから協会へ』伸びる矢印である事は間違いありません。結局、『微力ながら．
．．』というのは謙遜ではなく『事実』なのです。冷静に考えるとショックな事です
そんな中でで始めた王国ですが、当初は『暇に任せて適当な頻度で面白かった試合の
コメントでも掲載しようか』などと宰相と話をしていたのですが、自然と『フットボ
ールの神髄はこれだ』というポリシーに従って作成する事に落ち着きました。これが
『建国の詔』です。そもそも、『我々のフットボールの見方は正しいのだろうか』と
いう疑問から始まっています。『俺たちはこういう所が面白くて試合を見ているんだ
がな』『ひょっとしたら別の見方があるのかもしれない』『もっと面白い見方がある
のかもしれない』『じゃあ、みんな見てもらおう』そんな思いから立ち上げたのが最
初でした。
サイトを通じたやり取りの中で、より深くフットボールについて見る事ができれば．
．．．もっと違った観点で試合を見る事ができれば．．．よりこの競技の魅力を見い
だすことができるに違いない。これって実は大事な事なんじゃないのかな？
それは王国首脳陣と入国される皆さんの間だけでなく、皆さん同志影響を与え合う事
になります。『正しいフットボールファン』の姿はまだ分かりません。しかし、この
スポーツを支える（大げさかな）には、やはり『正しいフットボールファン』になら
なければいけないような気がします。大王は『この競技の魅力を余す所なく味わえる
』そんなファンになりたいと思っています。また同じような思いの人に『その為にこ
の王国が少しでも役に立てばいいなぁ』と思っています。
１年たって、皆さんいかがでしょうか？この競技をもっと好きになったでしょうか？
もっと楽しめるようになったでしょうか？『少しは見方が広がってきたかな？』なん
て感じてくれると、こちらは大喜びです。御礼に宰相にリンボーダンスを踊らせまし
ょう（笑）。
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先日初めてＴＨＸさんとお会いしました。湖北ファイニーズの支援の為にご活躍され
ています。スポンサードを失った事はチームにとって大きな痛手ではあります。しか
し、ＴＨＸさんをはじめ元気に活躍される支援者の方を見ていると、不謹慎ではあり
ますが『矢印を太くする機会』が訪れたとも思えるのです。ようやくこのスポーツに
対してファンが役に立つ事ができるようになったなと。
それを考えると王国は『少しは皆の役に立っているのかなぁ』という感じでしょうか
。１サイトの出来る事には限りがあります。他のサイトの運営者の皆さんも『基本は
ボランティア精神（？）』ですから苦しい事も沢山おありだと思います。でも『やれ
る事からやっていく』のが大事ではないでしょうか？
え？王国？もちろんこれからも頑張りますよ。
いつも好き勝手ばかり書いている王国ですが、ご意見、ご希望、なんでもお送り下さ
い。それが血となり肉となり、我々が成長（？）するのですから（大袈裟かな？）。
なお宰相もエンジェルになりました。図体が大きいので２人分です（笑）。
最後になりましたが、今後とも当サイト『ボヨヨン王国』を、よろしくお引立て賜り
ますよう重ねてお願い申し上げますとともに、『西のフットボール文化』の永遠たら
ん事を心より祈念申し上げます。
最終電車の出たオフィスの片隅で
１９９９年５月２４日
ボヨヨン大王
